太ってもケーキに埋もれたい

フランス在住の旅行好き科学者と、関西在住ケーキ大好きアラサーによる雑記ブログです。

【2019年】パリの治安をフランス在住者が解説。スリや暴動デモの対策。結構治安悪いです。

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パリといえば、美しい街並みと流行の最先端であり、また多くの世界レベルの観光名所を有する、ぜひ旅行したい素晴らしい街ですね。

日本からも大変多くの観光客が訪れます。

 


筆者はフランスに在住しており、これまでヨーロッパの各地の観光都市や世界遺産都市へ行きましたが、このパリの街の壮大さや綺麗さでは群を抜いていると思います。

筆者も大好きでパリにはこの2年で15回以上訪れています。

 

おすすめ観光地、サントシャペルです。(記事あり)行き方なども詳しく紹介してます!

 超おすすめのインスタ映え観光地【パリ・サントシャペル】を徹底紹介。セキュリティの注意点も 

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しかし、同時に観光客を狙ったスリなど、観光客にとっては世界有数の治安の悪さを誇っています。日本では考えられない頻度で、詐欺かスリに遭遇します。

また、日本人はお金持ちと思われており、身なりや背丈、顔なりですぐに判断がつくので、被害にあいやすいです。

最近では、イエローベスト運動という、大規模デモが行われており、日本でも大きく取り上げられているため、心配の方も多いと思います。この運動は未だ続いています。

 

正直にいうと、一回の旅行で、一回は犯罪に遭遇するというくらいと思っておいたほうがいいです。日本と同じ感覚でいてはだめです。遭遇確立が比ではないです。


しかし、対策していけば遭遇することはあれど被害は無くせます!

先進国なので、警察は機能していますし、自分が気をつけていれば、現場に遭遇することあれど被害は受けません。

犯罪に遭遇するつもりで対策していくことが重要です。


今回はそんなパリの治安と観光客ができる対策について記事にします。

 
※あくまでも本当に素晴らしい観光地ですので対策をしてでも是非行ってほしい街です。

 

 

美しい街パリ。治安についての概要

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ご覧のように街並みは壮大で美しく、初めて訪れた時はもちろん、何度行っても感動させられます。


しかし近年の政策(政治評論はしたくないので、触れませんが、日本もやろうとしているあの政策です。)によって治安が大きく悪化したという友人がおおいです。ほんとかどうかかはわかりません。

 
大丈夫だろうとお思いかもしれませんが、日本では考えられない頻度で遭遇します。

治安マップ(地図)

赤色が気をつけなくてはならないエリアです

パリの防犯マップ
 OpenStreetMap contributors

パリの市境やパリ北駅の北側エリア(赤色)は本当にカオスなことになっています。できれば行くのを避けたい地域です。


ここでは観光地が集まるパリ中心中心の治安について述べます。

観光客が被害を被る可能性の高いのは


・スリ(メトロ、署名)

・詐欺(ミサンガ売りなど)

・客引き

・暴動化したデモ運動

 
です。これらを順に解説し、対策を述べていきます。

メトロで多発、少年少女たちによるスリ

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場所

メトロ1番線でスリが多発しています。

写真はメトロ1番線ではないですが、一番線はこんな場所を通っています。

パリの防犯マップ
 OpenStreetMap contributors

メトロ1番線(地図の黄色線)とはパリのメトロ最大ターミナルであるシャトレから、ルーブル美術館、凱旋門をつなぐ路線で、もっとも観光客が多い路線のため、それを狙ったスリが非常に多いです。(マジで多いです。)

 

日本語での注意喚起アナウンスがあるほどです。笑


特に子供たちが集団になってスリを働いてきます。

筆者も一度引っかかりそうになりました。


友人からの情報も合わせると、

詳しい場所

基本的に地下鉄車内ドアのあたり


手法

満員になりかけている地下鉄のドアが閉まる直前に、

4.5人で乗り込んでくる (押し込んでくる)。

満員のどさくさに紛れてカバンやポケットに手を入れてきます。

 

わざとぎゅうぎゅうにしてきて、扉を閉めさせず、財布を取るとすぐにおりて逃げていく場合が多いです。


私の場合は、

直前で乗り込んできて、この電車はオペラに行きますか?と聞かれました。私が路線図を見て確認して教えてあげようと上を向いた隙にバックに手を入れるという手法を取られました。対策していたので大丈夫でしたが。

 

対策1

 
・地下鉄に乗る際はまず扉付近に立ち止まらない。

・財布やスマホなどはチャックの閉めれるカバンに入れる。

・カバンは常に押さえておく。

・地下鉄で話しかけられても、無視する(親切心は痛みますが、日本人×パリ のシュチュエーションではしかたありません。)

 
対策2


そもそも地下鉄を使わない。

最近はパリではUber と呼ばれるタクシーシステムが主流です。(日本ではUber EATSの方が有名ですね。)

これがとても便利で、行き先をアプリで入力すると自動的に迎えにきてくれます。


いやならほぼ運転手とも喋る必要はないですし(行き先はすでにアプリで入力済み)、お客が評価をつけれるので皆さんほんとに親切にしてくれます。

 
さらに値段もパリでは結構安いです。

使わなくてもいいので、日本でアプリをダウンロードしてから行くことを強くお勧めします。

 

 

ルーブル美術館周辺の少年たちによるスリ(通称:署名スリ)

こちらは、観光客がもっとも集まる場所の一つルーブル美術館の周辺で多いです。

少年の集団や、数人で観光客に署名を求めてきます。署名している間にポケットなどから財布を抜き取ります。こちらの善意を利用したひどい話です。

 

場所

ルーブル美術館やエッフェル塔、主要観光地付近

パリの防犯地図

  OpenStreetMap contributors

手法

何かへの署名を求めてくる。こちらが善意で署名しているすきにポケットやかばんなどから金目のものを盗む

最近では、署名関係なしに集団で囲ってきて無理やり奪おうとするやつに友人が遭遇しました。これは振りほどいて逃げるしかないです。(子供だけだったので簡単に振り切れましたが、大柄な大人にやられたら振り切れなかったかもです。)

 

対策

メトロの時と同じですが、

・財布やスマホなどはチャックの閉めれるカバンに入れる。

・カバンは常に押さえておく。

・話しかけられても、無視する(親切心は痛みますが、日本人×パリ のシュチュエーションではしかたありません。)

です。

特にスマホや財布はポケットに入れがちですが、パリでは常にかばんの奥に、そしてチャック付きのものを持ち歩きましょう。

 

 

詐欺(ミサンガ売り) 

無理やりミサンガを巻きつけ、法外な価格を請求する詐欺です。

場所

サクレクール寺院あたりが昼夜問わず最も多いです。

サクレクール寺院とはパリ北部のモンマルトルの丘に建つ寺院で、丘からはパリの町が一望でき、お勧めの観光地です。夕日なんかは最高です。

サクレクール寺院

 

このように頂上から美しい眺望が望めます。

ミサンガ売りがいるのは、そのサクレクール寺院すぐ南、観光終わりに、メトロAnvers 駅まで向かう道です。(赤丸の場所)

サクレクール寺院の帰り道



手法

ミサンガ売り

黒人によるミサンガ売りは最近はヨーロッパ各国で見られます。ですが、特にパリはひどいです。

日本人を見つけようものならガタイの良い黒人が2人がかりで両腕にミサンガを無理やり巻き付けようとしてきます。

 


対策

マイフレンドや、ディスイズフリーなどいろいろ言って近づいて引き留めようとしてくるので、基本無視です。

 
しかし、パリのミサンガ売りはひつこく、無理やりくるので、

ノーと大きな声でいい、時には腕を振りほどくことも時には必要です。

1番いいのはこの道を通らないことです。

南に行かず、西へ行けばメトロAbbessesの駅があるのでそちらを利用することをお勧めします。(こちら側には世界中の愛してるが書いてあるロマンチックスポットジュテームの壁もあります。)

 

 

客引き

金額が異常に高い、いわゆるボッタクリレストランに誘導されます。

 

場所

全部とは言いませんが、悪質なレストランの客引きはノートルダム大聖堂やサン・ミシェル橋の南側の観光客向けのレストラン街でとても多いように感じます。(地図青色エリア)

パリの防犯マップ
 OpenStreetMap contributors

 

対策

私は客引きしているようなレストランには入らないようにしています。

 

 

暴動デモ(イエローベスト)

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黄色のベストを着た人々によるデモが一時暴徒化しひどい状況になりました。

 

今なお続いていますが、現在はだいぶ穏やかになっています。イエローベスト運動自体はそれほど危険ではありません。見たら近寄らないくらいでいいと思います。

 

2018年12月1日のエトワール凱旋門(いわゆる日本人が思い浮かぶ凱旋門)からシャンゼリゼ通りの暴動にはおどろいた人もいるも知れませんが、あれは特殊です。

あれはイエローベストと言うよりも、それに乗じた人達が暴徒化し、大暴動になったのだと思います。(車が燃えたり、すさまじかったです。)

 

もちろん、やっている方々を批判する気は全くないですし、生活が懸かっているので何も言えません。(実際、これに参加しているフランス人の友人が多数います。)

ただ、観光中に巻き込まれると厄介です。

 

普通のイエローベスト運動はそれほど激しくはありませんが、いまでも続いていおり、警察や警備隊との衝突や、物を壊したり、催涙弾が飛び交ったりなどは毎回起こっているので、関係の無い方は黄色いベストを着た人達や機動隊を見かけたら近づかないほうがよいです。

 

また、いつ暴動が過激化するかわからないので、パリの土曜日は常に情報を収集することをおすすめします。

 

場所

2019年5月4日は以下のルートを通っていましたが、ルートが変わったり、場所が拡散したりなどがあるので、デモを見かけたら離れるなど臨機応変に対応してください。

場所などは、外務省のフランスページに詳しくのっています。

 

2018年12月1日に暴徒化した際の場所

エトワール凱旋門(いわゆる日本人が思い浮かぶ凱旋門)からシャンゼリゼ通り

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対策

このデモは土曜日に行われます。基本的に土曜日に観光予定の方は外務省のフランスページをチェックしておき、歩くときも周りに注意して、黄色いベストを着た人達や機動隊を見かけたら興味本位でも近づかないほうがいいです。

このでもはフランス全土に広がっており、

パリではないですが南の大都市トゥールーズで私はこれにうっかり近づいてしまい、機動隊の盾に知らぬ間に近づいて結構な催涙弾を浴びせられました。玉葱を切った時のきつい版で鼻がもげそうになりました。

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最後に


以上気をつけるべきエリアと対策でした。

ぜひみなさんのパリ旅行が問題なく、素晴らしい思い出になることを願っています。

 

ちなみに、パリからモンサンミシェルへは日帰りで行けます!ぜひ行ってほしい観光地であります。また、ぜひ自分で電車を手配してほしい観光地でもあります。(パスツアーだと現地観光時間が2時間もないことがあります。)この記事をみて予約してみてください。

パリ市内のおすすめ観光地はここです!